自分では処理しにくい背中のムダ毛はどうしたらいい?

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女性と初めて会った時、外見の点でその印象を良くするのは何と言っても肌の美しさです。

ある化粧品会社によると、肌は「生活習慣を映し出す鏡」だとか。肌がキレイだと、食事や睡眠に気を配った健康的な生活を送っている、という印象を与え、無意識のうちにその人柄への評価まで高くなるそうです。

もちろん、こういう外見を重視する考えは化粧品を売るための宣伝文句かもしれませんが、キレイな肌が他人に好印象を与えることは確かでしょう。10代20代で自分の肌に自信のある女性は寒い暑いに関わりなく露出度の高い服を身にまとい、自分の印象を高めようとしています。

ただ艷やかな肌の魅力を誇示するのはいいのですが、その時に注意が必要なのは、知らないうちに肌に生えているムダ毛です。

いくら人目を引きつける美しい肌を持ち、体のラインが見事だとしても、しっかりとムダ毛をケアしていないと、「あれだけ肌を露出するファッションをしているくせに、手入れもろくにしてないんだ」と思われ、あざけるような目つきで見られかねません。

そんなみっともない目に合わないためにも、日頃から意識して自己処理しなければなりませんが、広い範囲に渡って毛を抜いたり剃ったりするのは面倒臭いものです。

しかも、顔、腕、脚といったところはなんとかなりますが、ひとりでは処理するのが大変な部位があります。

それが「背中」です。

背中は鏡でも使わないと視界に入らないところで、チェックしづらいということもあって、その手入れを怠りがちです。

でも、たとえばプールや海に泳ぎに行った時、ビキニ姿の人を見て「背中に毛がいっぱいでみっともない」と思ったことはありませんか。

自分では気づいていないだけで、実は自分の背中も似たような見た目になっているかもしれません。

ただ、毛抜きやカミソリで毛を処理できるパーツと違って、見ることも大変な背中の毛は、どんな方法でケアすればいいのでしょうか?

答えは簡単。
ムダ毛の専門家のそろったサロンや医療クリニックで、脱毛を受けることです。

以前は「ぜいたくな美容法」とみなされていた脱毛は、現在では女子高生でも受けられるほど手軽なものになっています。また、人気タレントを起用したテレビコマーシャルが連日放送されているため、脱毛に関心がない男性でも、有名サロンやクリニックについては耳馴染みがあるくらいです。

そうは言っても「私には脱毛なんて関係ない」という女性も少なくありません。また「脱毛を受けてみたい」と密かに思っていても、痛みや施術料といった不安要素があり、サロンやクリニックに行くのに二の足を踏んでいる、という方もいるようです。

そこでそんなビギナー向けに、このページを作ってみました。背中脱毛に関する基本的な情報を提供し、現在サロンやクリニックでおこなわれている脱毛方法にはどんなものがあるのか、詳しく説明していこうと思います。

サロンやクリニックでの”背中”の範囲とは?

背中は、脱毛をおこなう部位としては体で1番面積の大きなところです。そのため、施術においては「背中上」「背中下」という別々の部位として扱われます。

どこで分割するのかというと、「背中上」は首の付け根から肩甲骨付近、「背中下」は肩甲骨からウエストラインまでです(それより下の部位だと「腰」または「ヒップ」となります)。

ちなみに、施術部位というのはその面積の大小によって「Lパーツ」と「Sパーツ」の2つに分割されることが多く、料金は面積の広いLパーツがより高額となります。

背中は「背中上」「背中下」に振り分けてもまだまだ広いため、両方がLパーツです。

ところで背中脱毛をおこなう際、うなじは対象外となりますが、それについてちょっと注意が必要です。

というのも、背中上を脱毛すると色が以前と違ってくるため、うなじとの間に薄い線が出来てしまうのです。

そうなるといかにも「脱毛しました」という印象を与えるので、最初からうなじと背中上を一緒に施術するプランを選んだ方がいいでしょう。

気になる背中脱毛の費用について

脱毛してみようかと考えた時、まず調べたくなるのはその費用でしょう。美容については「とにかくお金がかかる」と思われているので、気になるのも当然のことです。

そこで、背中脱毛にはどれくらいお金が要るのか、ざっと紹介してみます。

まず、サロンからです。

・銀座カラー

銀座カラーでのオススメは「スタンダードチョイス」というプラン。背中上、背中下の片方を施術できて、8回セットで42,000円です。また「脱毛し放題」(75,200円)にすれば、気がすむまで何度でも施術を受けられます。

・TBC

背中の上下を施術できる「チョイスプラン」がオススメ。Lパーツのうち好きな部位を選べて1回分が6,000円、6回セットなら26,400円となります。さらに1回だけ、Sパーツの部位も無料で施術できます。

・ミュゼ

「フリーセレクト美容脱毛コース」にすると、Lパーツ4回が12,000円。背中は上下2部位に分かれていますが、「上を3回下を1回」「上を2回下を2回」という風に、自由に4回分を割り振れます。

・ジェイエステティック

「後ろ姿美人プラン」が何と言ってもオススメ。背中上、うなじが各4回セットになっていて、費用は18,000円。また、無料で両ワキ脱毛12回コースがついてくるので、うなじ、背中上、ワキを一緒に脱毛できます。

続いて、医療クリニックです。

・リゼクリニック

ここでは背中は1部位として施術されます。料金の方は5回コースで79,800円。

・湘南美容クリニック

背中は2つに分けて施術。1回の料金は両方共17,410円ですが、6回コースなら81,000円になります。

・アリシアクリニック

リゼクリニックと同様、背中は1部位の扱い。費用は5回で55,000円とお得です。

また「背中+えりあし脱毛セット」は、5回で103,200円となっています。

・イセアクリニック

「背中+うなじ脱毛」のプランを選ぶと、5回で98,800円です。

以上、サロンとクリニックの料金をざっとお知らせしましたが、コースやプランというのは条件が複雑で理解しづらくなっています。
できれば公式サイトを丹念に読み込み、その詳細を頭に入れておきましょう。

背中の毛は、施術効果があらわれにくい?

実は背中の毛は、施術効果があらわれにくい、とされています。というのも、ワキや脚の毛と比べると、細くて色が薄めだからです。

「細くて色が薄めだと、なぜ施術効果があらわれにくいの?」と思われるでしょうが、それには今普及している脱毛方法が密接に関係しています。

以下、サロンとクリニックで導入されている脱毛器の説明をしながら、その理由を記していきます。

現在のサロンで最も施術に使われているマシンは、「IPL脱毛」方式のものです。

IPL脱毛は、自然光のように照度の強いインテンス・パルス・ライト(IPL)を、キセノンランプを通じて一瞬だけ肌に照射する、というもの。

IPLはもともと脱毛用ではなく、エステでくすみ・シミなどをケアする「フォトフェイシャル」用のライトでした。

しかし、フォトフェイシャルを受けた顧客から「肌が無毛になった」「毛が薄くなった」という感想がたくさん寄せられたため、改めて検証テストをおこなったところ、発毛機能を弱体化する作用が分かりました。それ以後、サロンでも脱毛に流用されるようになったのです。

IPLの最大の特徴は、光の中に複数の波長が含まれていること。そのため、肌にダメージを与えずに広範囲に当てることができます。
背中、脚などの部位には最適で、施術にも手間がかかりません。

ただ、肌の各層に拡散する性質をもっているため、発毛を弱めるパワーはそれほどでもありません。

一方、医療クリニックで最もよく使われているのは、レーザー光を利用した「レーザー脱毛」の機器です。

実はIPL脱毛とレーザー脱毛は、脱毛原理に関しては同じです。肌へ当てられたライトは毛に含有されるメラニン色素に吸収されて熱へと変わり、やがてその熱が毛根に集中します。そして毛乳頭、皮脂腺開口部、毛母細胞といった発毛組織が損傷を受け、毛が伸びなくなるのです。

ただ、そのパワーとなると話は別です。レーザー光は照射範囲を絞り込めるので、ターゲットとなった毛根は壊滅的な損傷を受けます。そうなるとそのパーツは一生無毛のままです。

「威力の強いレーザー光なら、背中もうまく施術できるのでは?」と思われるでしょうが、そう単純にはいきません。

というのも、背中の毛に含まれるメラニン色素は量が少なく、光を当てても吸収されにくいからです。

「では、背中を効率的に脱毛できる方法はないの?」ということになりますが、それについては次の文章で解説していきます。

背中の毛でも処理がうまくいく方法とは?

背中の毛でも処理がうまくいく方法には、次のものがあります——

・S.S.C.方式の機器
・ダイオードレーザー
・ニードル脱毛

これらを順に解説していきましょう。

最初に、S.S.C.方式です。S.S.C.は「Smooth Skin Control」の頭文字を取ったもので、イタリアのDEKA社が考案しました。

IPL方式との差は、マシンのほかに専用ジェルを用いるところです。

ジェルには、トレジャービーンズという小さなカプセルがたくさん入っています。ジェルを塗ってクリプトンライトを当てるとカプセルが弾け、成分が毛穴に染みていきます。

カプセルの主要成分は、多数の植物由来の物質を含んでいる「フィリニーブ」。抑毛効果のほかに保湿効果も備えているため、脱毛はもちろん、術後の炎症予防にも役立ちます。

ライトも使いますが、脱毛はあくまでジェルによっておこなうため、背中の毛もキチンと処理できます。

次に、ダイオードレーザーです。

クリニックの脱毛マシンには種類がいくつかあり、レーザー光も各自異なっています。

現在、よく使用されているのは次の3つ——

・YAGレーザー
・アレキサンドライトレーザー
・ダイオードレーザー

それぞれが特徴を持ち、得意な毛質、肌質も違っています。

ダイオードレーザーの光源となるのは半導体(ダイオード)。波長は810ナノメートルです。これはYAGレーザーとアレキサンドライトレーザーの中間の長さで、肌の深部の毛根にも効果をあげます。

ダイオードレーザーも蓄熱式(SHR方式)とレーザー式(HR式)の2つがあるのですが、背中の毛に最適なのが蓄熱式です。

蓄熱式では、バルジ領域というところをターゲットにします。低温(65℃前後)のレーザーを当て、徐々に熱を溜めこんでいくことで効果を発揮。メラニン色素が少ない毛でも脱毛できます。

また痛みも軽微で、施術でのストレスを感じさせません。

蓄熱式ダイオードレーザーのマシンには、ソプラノアイス・プラチナムとメディオスターがありますが、それぞれレジーナクリニックとリゼクリニックで使われているので、どちらかと契約すればいいでしょう。

最後にニードル脱毛です。この方法の歴史は相当古く、150年ほど前に、アメリカで逆さまつ毛を脱毛するのに使われたのがその最初だと言われています。

絶縁加工した針を毛穴に刺し、軽い電気を流して毛根を死滅させます。物理的にダメージを加えるために効果は高く、毛は死ぬまで生えてきません。

また、メラニン色素の有無は無関係なので、背中もツルツルにできます。

ここまではパーフェクトなのですが、実は大きなデメリットが2つあります。
ひとつは針を刺すために痛みが激しいこと。中には痛みがひどくて施術をやめた人もいます。

あとひとつは、手作業で脱毛するということで、どうしても料金が高めになる、ということ。リーズナブルなクリニックでも、レーザー脱毛の30倍ほどの費用が必要です。

これらの欠点があるため、施術できる人は限られてくるでしょう。

3つの方法をお知らせしましたが、このうち、1番実行しやすいのはS.S.C.方式です。どれに決めるべきか迷ってしまうという人は、とりあえずS.S.C.方式を選んでみましょう。ツルツルにするには日数がかかりますが、抑毛効果ならすぐに出てきます。

ただ「背中のすべての毛を完璧に処理したい」と考えているのなら、やはりニードル脱毛が最適でしょう。

いかがだったでしょうか? 背中脱毛の様々な基本情報を紹介してみました。

暑い季節を迎えると、水着や開放的な服を身につける機会も増えます。そんな時に背中を堂々と露出できるよう、脱毛で肌のコンディションを整えておきましょう。

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