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賢くメンズ脱毛サロンを選ぶには?

脱毛というのは現代的な美容術という印象がありますが、日本スキン・エステティック協会によるとその歴史は意外に古く、なんと紀元前3000〜4000年頃には古代オリエントで石灰、硫黄、でんぷんを混ぜ合わせた脱毛剤を用いていたといいます。

日本でも平安時代からムダ毛の処理はおこなわれていて、江戸時代には線香の火で毛を焼いたりしていました。その後も様々なやり方が試みられましたが、それらは「除毛」であり、ムダ毛が一生生えないようにする本当の脱毛は近代になってからのことになります。

特に21世紀に突入すると新しいテクノロジーが導入され、脱毛も面目を一新。それまで自己処理をおこなっていた人も毛抜きやカミソリが肌に悪い事実を知り、プロが丁寧に施術してくれる医療クリニックやサロンを利用し始めました。
おかげで脱毛専門の店や医院が続々とオープンし、現在はちょっとした脱毛ブームを呈しています。

さらに脱毛ブームの影響は女性にとどまらず、外見を気にする男性もこっそり施術に通うようになっているとか……。

実際、テレビの『マツコ会議』で2017年の秋、男性の脱毛事情が取り上げられたことがあります。そこでの調査によると、脱毛サロンの中には顧客の男女比が半々のところもあり、しかも客層のメインは中堅サラリーマンとのこと。脱毛に通うなどということはちょっと恥ずかしいので喧伝はされないのですが、男性の脱毛が結構な広がりを見せているのは確かなようです。

ただ脱毛にトライしたいと密かに思っていても、「脱毛専門のサロンやクリニックというのは女性が行くところ」というイメージがあり、男性にはハードルが高いものです。

「契約と施術にかかる費用は?」「脱毛完了までに何ヶ月必要?」「施術に何回通う?」といった疑問が障害となり、結局はサロン行きを断念しているという男性も少なくありません。

そこでこのページを立ち上げてみました。男性専用の脱毛サロンに注目し、そこで採用されている「光脱毛」の詳細、その費用、痛みの有無、そして店舗選びのポイントについて解説していきます。脱毛に挑戦したい男性の方々、どうか参考になさってください。

光脱毛とは一体どういうもの?

光脱毛について
「電気の流れる針を毛穴に刺して、毛根を焼く」——

脱毛の施術について、こんな場面をイメージする人がいます。

これは別に間違いではありません。20年くらい前までは、サロンでもクリニックでも針に似た電極を毛穴に入れ込み、電気を通して脱毛をおこなっていたのです。

この脱毛方法は19世紀末にアメリカで考え出されたもので、「電気分解脱毛法」と呼ばれています。
ちょっと乱暴な方法に思えますが効果は抜群で、成功すれば死ぬまで肌がツルツルになるために世界中に普及しました。

日本でも「美容電気脱毛」あるいは「ニードル脱毛」という名でポピュラー脱毛方法となり、上述したような施術のイメージを生み出すことになったのです(一部のクリニックでは現在でもこの方法で脱毛がおこなわれています)。

ただこの電気分解脱毛法、ひとつひとつの毛穴に手作業で電極を入れるために労力が要り、料金も高くなります。そのために利用する層は限られていました。

やがて、もっと安価で効率的な方法が登場します。それがレーザー脱毛です。

これはレーザー光線によって発毛器官を死滅させるというもので、面倒な手作業が省ける点で画期的でした。

やがて、この方法からさらに「光脱毛」という手軽な脱毛方法が生み出され、現在のサロンで広く使われることになったのです。

光脱毛の原理及び種類について

ここで光脱毛を簡単に紹介します。

光脱毛では、普通の光とは違った特殊なライトが使用されます。ライトはムダ毛に当たると毛の成分のひとつ・メラニン色素に吸収され、熱へと変化。その影響で発毛器官が損傷をこうむり、発毛がストップします。

この施術を丁寧に続けることで毛の本数が減っていき、やがて部位が無毛になるのです。

光脱毛にも種類があり、現在は以下の4つが使われています——

「IPL方式」
「SSC方式」
「SHR方式」
「ハイパースキン法」

それぞれの特徴を解説しましょう。

まず、IPL方式。こちらは「フラッシュ脱毛」という別名があり、多くのサロンで使われています。もともと美肌ケア用だった広帯域の光線・インテンスパルスライトが毛根に影響し、その毛の産生を阻害します。

デメリットとしては、ライトの照射時にちょっと痛みがあること。ただチクッとするぐらいなので、あまり問題にはなりません。

次にSSC方式。「SSC」は”Smooth Skin Control”の略です。

IPLとどんな点が違うかというと、ライトに加えて専用ジェルを用いるところ。

ジェルには、「トレジャービーンズ」という小さなカプセルが配合されています。肌にジェルを塗ってクリプトンライトを照射すると、カプセルの有効成分が毛包に浸透し、毛の産生を抑制します。

メインの成分は「フィリニーブ」と呼ばれ、イソフラボン、サリチル酸、セイヨウシロヤナギ、メントールなどが入っています。保湿・炎症抑制効果も備えていて、術後の肌トラブル予防になります。

脱毛効果があるのはこのジェルの成分なので、ライトは低い温度でも構いません。ですから痛みは大変軽微です。

続いてSHR方式。「SHR」というのは”Super Hair Removal”の略で、「蓄熱式」とも言われます。

これまでの方式は毛根全部に損傷を加えていましたが、SHRは毛根の小さな部位・バルジ領域がターゲットになります。

このバルジ領域は毛球部に信号を送ることで発毛を促進しています。つまり、バルジ領域さえ弱体化すれば、ほかの器官は無傷でも脱毛できるわけです。

バルジ領域は肌表面に近い場所にあるため、ライトが低温でもダメージを与えられます。そのため、ほぼ痛みのない脱毛が可能です。

最後にハイパースキン法。こちらは発毛因子がターゲットということで、メラニンの量が少ない毛でも脱毛できます。
光の温度は36〜38度しかないため痛みはなく、むしろ心地よいくらいです。
ただ、男性のヒゲには不向きで、他の部位しか脱毛できません。

光脱毛とレーザー脱毛を比べてみる

脱毛を比べてみる
サロンでは光脱毛がもっぱら使われていますが、医療クリニックではレーザー脱毛が主流です。この両方を色々なポイントから比較してみましょう。

施術回数

光脱毛の施術回数と処理可能なムダ毛の割合は、次のようになっています——

・6回  約50パーセント
・12回 約80パーセント
・18回 約95パーセント

一方、レーザー脱毛の場合、5〜6回の施術でおよそ95パーセントの毛が脱毛できます。

原理的にレーザー脱毛は光脱毛と変わりませんが、光線の威力が段違いなので、施術回数はかなり減少します。

「なぜ一回の施術で脱毛が終わらないの?」と不思議に思う人がいるかもしれません。それは、IPLやレーザーなどの光線が皮膚の外に出ている毛にしか反応しないためです。

毛には「毛周期」という成長サイクルがあり、IPLやレーザー光線で施術できるのは成長期の毛に限ります。他の毛は肌表面に伸びていないので、成長期まで待って施術しなければなりません。
そのため、レーザーのようにパワーのある光線でも、施術を何回もおこなう必要があります。

料金

光脱毛の施術コストの平均相場は、次の通りです——

・全身…164,700円
・顔…41,033円
・うなじ…19,000円
・ワキ…16,833円
・腕(ヒジ上)…47,800円
・腕(ヒジ下)…48,600円
・足(ヒザ上)…56,300円
・足(ヒザ下)…55,100円
・背中(上下)…71,600円
・VIO…58,633円

そしてレーザー脱毛の相場は、以下のようになっています——

・全身…401,945円
・顔…131,325円
・うなじ…57,250円
・ワキ…14,825円
・腕(ヒジ上)…83,375円
・腕(ヒジ下)…82,500円
・足(ヒザ上)…108,750円
・足(ヒザ下)…100,500円
・背中(上下)…91,917円
・VIO…67,975円

一見して分かる通り、料金については光脱毛の方が相当安くなっています。

痛み

光脱毛は、痛みに敏感な人にもってこいの脱毛方法です。IPL方式では照射時に少しチクチクしますが、他の方式に関しては痛みらしい痛みはありません。

もちろん、それだけ照射パワーは弱めに抑えられていて、脱毛終了までの施術期間は長くなります。

一方、レーザーはパワーがすさまじいので、照射時はどうしても激しい痛みがあります。ただ脱毛効果も高いため、痛みに関してはあきらめるほかありません(痛みに弱い人には、笑気麻酔を用いてくれる医院もあります)。

ただ、その痛みは照射時だけで、別にひどい火傷のように後を引くわけではありません。また施術を繰り返して毛が減っていくと、徐々に痛みも軽くなります。

様々なケア

サロンの場合、脱毛に加えて肌のケアもおこなう店が多く、店オリジナルのジェルに優れた保湿成分が入っていたり、術後の部位の冷却に時間をかけたりしてくれます。

一方、レーザー脱毛は、医療機関という限界もあって心地よいサービスは期待できません。術後の冷却も省略されることがあります。

快適なサービスを望んでいるなら、サロンの方と契約すべきでしょう。

光脱毛&サロンの長所と短所

長所と短所

長所

・施術コストがクリニックに比べて安上がりですむ
・痛みが軽微で、特にハイパースキン法なら無痛で施術ができる
・気配りのきいたサービスや美肌ケアが受けられる
・店の内装がキレイで、ぜいたくな気分になれる

短所

・施術の日数がかなり長く、手間のかかるコースだと数年必要
・産毛や色の薄い毛はメラニンが乏しいため、脱毛しにくい

サロンをどうやって選ぶ?

どうやって選ぶ?
メンズ脱毛サロン選びで注意すべきポイントを何点かあげてみます——

顧客は本当に男性だけなのか?

メンズ脱毛サロンと聞くと、「施術を受けに来るのは男性だけ」と考えがちですが、実際は女性でも契約可能なところがあります。

わざわざメンズ脱毛サロンと契約した男性の中には、施術しに来た姿を女性に見られたくないという人もいるはずです。

それなのに、待合室などで女性とはち合わせしてしまう、というのは不快なものです。

本当に顧客は男性だけなのかどうか、契約前に店側に聞いておきましょう。

施術を担当するのは必ず男性スタッフ?

顧客を男性に限っている店でも、必ず男性の脱毛士が機器を操作するとは限りません。サロンの中には、女性脱毛士が施術を担当するところもあります。

「女性脱毛士の施術は受けたくない」という男性もいると思いますので、男性スタッフを指名できるかどうか、あらかじめ調べておくべきです。

サロンの技術を口コミでチェック

男性と女性の脱毛では施術そのものは同じですが、その難易度は異なります。

というのも男性は男性ホルモンの分泌が豊富で、その分体毛も太くなります。剛毛というのは脱毛効果があがりにくく、女性の施術時よりもマシンの照射出力を大きくする必要があります。しかしその加減というのはよほどの経験がないとできません。

つまり脱毛士がどれだけ施術キャリアがあるかによって、効果の差が大きくなるわけです。

ところが、店の方ではそのスタッフの経験量について明かしてはくれませんし、公式サイトをチェックしても、脱毛士ひとりひとりの経歴などは載っていません。

こんな時にぜひチェックすべきなのが口コミサイトです。実際にそのサロンで施術を受けた人が経験談をあげているので、スタッフの腕前についても参考になります。

サロンのサービスや接客態度をチェック

サロンで全身脱毛のコースを選んだ場合、最低でも2年間は店に通い続ける必要があります。

それだけ脱毛士との接触が増えるわけですが、もしその態度が冷淡、あるいは横柄だと、気持ちよく施術を受けることはできません。

どれだけ料金が安かったとしても、サービスに不満足なら通いたくなくなるでしょう。

中途解約などという事態を避けるためにも、スタッフの接客態度について口コミなどをチェックしておきましょう。

以上、脱毛を希望する男性のために、メンズ脱毛サロンに関する情報を詳細に紹介してみました。いかがだったでしょうか?

現在、脱毛はちょっとしたブーム状態で、各サロンは顧客獲得に懸命になっています。お得なディスカウントキャンペーンも毎月のように実施されているので、公式サイトを欠かさず見るようにしましょう。

医療脱毛クリニック選びで成功するには?

かつては「金持ちだけが受けられる美容術」と言われた脱毛。ところが近年では、キレイな肌を求める女性が多くなり、大金を支払ってムダ毛を脱毛してもらうのも特別珍しいことではなくなりました。
特に腕や脚を露出する服装を好む人は、自己処理では肌の状態が悪くなると聞き、専門家に毛の処理を一任するようになっています。

せっかく時間とお金を費やして脱毛に通うのですから、できるだけ効果をあげたいというのは当たり前です。脱毛方法には様々なものがあるとはいえ、実際に脱毛の処理をおこなっているのは、サロンと医療クリニックの2つしかありません。

かつては有名芸能人やモデルが登場するコマーシャルの影響で、サロンに行く人が圧倒的に多かったようですが、最近では医療クリニックのメリットも知られつつあり、どちらを選ぼうか、思い悩む人も少なくないようです。

そこでこのページを立ち上げ、医療脱毛クリニックの色々な情報を紹介することにしました。
その利点・難点はもちろん、脱毛方法の特徴、クリニックの選び方など、脱毛未経験者に役立つ知識を細かく解説していきます。

医療クリニックの3つの特徴

医療クリニックの特徴
ムダ毛の専門家が脱毛をおこなってくれるのは、今のところ医療クリニックと脱毛サロンしかありません。クリニックの方を選ぶなら、あらかじめその特徴を把握しておいた方がいいでしょう。

1)レーザー光線を用いる

サロンよりも医療クリニックの方が、はるかに脱毛効果が出ると言われています。
なぜならクリニックのマシンだけが、威力の強いレーザー光線を射出できるからです。

約30年前、ハーバード大学ウェルマン皮膚研究所の科学者チームが雑誌「サイエンス」に発表した「選択的光熱凝固理論」は、クレオパトラの時代から延々と続く長い脱毛の歴史の中でも画期的な発見となりました。彼らはレーザーによる脱毛の可能性に初めて気づいたのです(ちなみに、そのチームの1人であるR・ロックス・アンダーソンは、入れ墨を消すインクを発明したことでも知られています)。

それまで最も普及していた脱毛方法は、「ニードル脱毛」(「美容電気脱毛」)でした。これは1875年にセントルイスの眼科医チャールズ・ミッチェルが考案したもので「電気分解脱毛法」と呼ばれています。
針状の電極(プローブ)から電流を通し、発毛器官である毛包を凝固化する、というもの。

この方法は発毛そのものを阻害するという点で優秀で、アメリカでは広く使われたようですが、なにしろ細いプローブを手作業で毛穴に差し込んでいくために時間が必要で、それだけ施術コストも高くなってしまいます。しかも痛みが強く、客は相当な忍耐を強いられます。

この状況を劇的に変えたのが、レーザー脱毛の登場でした。

レーザー脱毛が画期的だったのは、毛に3%だけ含有されているメラニン色素に注目したところ。

単一の波長を持つレーザー光線は、他の光と違って拡散せず、発射した方向に一直線に進みます。指向性が高く、小さな部分に集光することが可能なため、ダメージを与える力は抜群です。

そしてもうひとつの特徴は、波長に応じて1つの色だけに反応する、という点。つまり、黒、青、赤といった色がついた細胞に光線を照射すると、それだけで甚大な損傷を及ぼせる、ということです。

脱毛では、黒色に反応するように波長を700nmから1000nmに調整。周辺の組織には害を与えないため、肌へ直に照射ができます。

レーザーはメラニンに吸収され、摂氏65度〜70度の熱エネルギーに変わるのですが、この高熱が毛包の幹細胞を壊し、毛の産生を止めるわけです。

施術も簡単で、波長を変えてレーザー光線を当てるだけ。照射口のビームスポットは直径わずか数ミリですが、1回の照射は100分の1秒ですむため、施術は迅速です。ニードル脱毛のような作業はいりません。

最初は白人向けのレーザーだけでしたが、すぐに黄色人種向けにアレキサンドライトレーザーが登場し、日本でも施術に使われ始めました。現在は色々な媒質によるレーザー光線がそろっていて(YAG、ダイオードなど)、部位や体質に合わせて使い分けられるようになっています。

2)「永久脱毛」が可能

脱毛については、いい加減な知識が世間に広まっています。
たとえば「1度ライトを当てれば、その部位はすぐに無毛状態になる」と思い込んでいる人がいます。

もちろん、それは違います。毛の産生をつかさどる毛包は頑健な組織で、1回の照射程度ではそれほどダメージを受けません。

また脱毛は、「毛周期」と呼ばれる成長サイクルに応じて照射を継続する必要があります。施術の頻度は2ヶ月に1度くらいで、何回もライトが当たるうちに毛の本数が減少していき、そのうち部位が無毛状態になって脱毛完了。施術は数年間かかることも珍しくありません。

ちなみにサロンでも毛根に反応する光線を用いますが、そのパワーが抑制されているために、毛包は短期間衰えるだけです。施術から数年で、再びムダ毛は成長を始めます。

その点、医療クリニックではパワーが激烈なレーザー光線を使用するため、毛包が破壊される可能性が高くなっています。
つまり、いわゆる「永久脱毛」ができるわけです。

3)医師だけがマシンの操作を担当する

上のセクションでも説明しましたが、サロンの脱毛方法はクリニックと似た要素があるとは言え、照射される光の種類が違うためにレーザー脱毛とは呼べません。また照射出力に関する限り、レーザーとサロンのライトでは砲弾と銃弾ほどの違いがあります。サロンのスタッフに資格が必要とされないのも、サロンの光線のパワーが弱いからです。

一方、レーザー脱毛は威力の強い光線を照射するので、少しの操作ミスが重いケガにつながりかねません。そのため脱毛機器を扱えるのは、万一の時に処置のできる医師に限られています。もちろん、治療用の器具・設備がそろっているため、その点でも安心です。

医療脱毛の良い点・悪い点

良い点・悪い点

良い点

・脱毛機器を操作するのは医師なので、事故が起こっても対処してもらえる
・永久脱毛が可能なため、一生その部位のムダ毛が生えない確率が高まる
・脱毛完了に要する日数がサロンよりはるかに短く、施術回数も少ない

悪い点

・格安プランと値引きキャンペーンの多いサロンより、施術コストがかなり高め
・パーツによっては照射時の痛みが強いため、施術そのものを避けたくなる
・レーザーの威力が強いので、炎症・毛膿炎などが生じる怖れがある

クリニックとサロンの相違点について

クリニックとサロンの相違点
脱毛サロンとクリニックの差についてはすでに少し触れましたが、ここでもっと相違点を列記してみます——

施術コスト

脱毛がブームとなる前から、サロンは目立つ広告を雑誌に出していますが、そこには大きな字で「今月だけのキャンペーン」「格安のコースプラン」などと書かれています。これで分かるように、サロンで脱毛してもらう利点のひとつは、その料金の安さです。

一方、クリニックは医療機関としての制限もあり、施術料が大幅にディスカウントされることは滅多にありません。

ここで、両方の費用が一体いくらくらいなのか、比較するために一覧にしてみましょう。

まずは脱毛サロンから。知名度のある大手サロン20社の公式サイトから、各部位の平均コストを算出してみたところ——

・全身…164,700円
・顔…41,033円
・うなじ…19,000円
・ワキ…16,833円
・腕(ヒジ上)…47,800円
・腕(ヒジ下)…48,600円
・背中(上下)…71,600円
・足(ヒザ上)…56,300円
・足(ヒザ下)…55,100円
・VIO…58,633円

となりました。

続いて医療クリニックです。こちらもよく知られている20院の平均料金を計算しました——

・全身…401,945円
・顔…131,325円
・うなじ…57,250円
・ワキ…14,825円
・腕(ヒジ上)…83,375円
・腕(ヒジ下)…82,500円
・背中(上下)…91,917円
・足(ヒザ上)…108,750円
・足(ヒザ下)…100,500円
・VIO…67,975円

こうして見ると、コストの差は一目瞭然です。特に料金差があるのが顔脱毛で、クリニックの費用はサロンの3倍を越えます。

効果

サロンとクリニックでは脱毛方式の違う器械を使っているため、その結果にもかなりの差が出ます。

現在、サロンでは4、5種類に及ぶ脱毛方法が採用されていますが、その中で最も人気のあるのがIPL脱毛です(「フラッシュ脱毛」「光脱毛」とも呼ばれます)。

ワンショットで施術できる面積が大きく、腕、背中、脚といった広い部位にピッタリです。照射出力も小さめなので、痛みも強くありません。

他の方法には、クリプトンライトと専用ジェルを一緒に使うSSC脱毛、毛包全体ではなくバルジ領域だけを弱体化するSHR脱毛などがありますが、どれもその脱毛効果は限定されています。つまり、サロンの施術は発毛を一時的に抑える「減毛」「抑毛」にすぎず、その効果は数年しかもちません。

一方、医療クリニックのレーザーは威力が段違いなので、施術が終了すれば、毛が復活する可能性は低くなります。

保証

脱毛サロンもクリニックも、保証に関しては同じようなものです。

効果に満足できるまで施術できる「永久保証」、期限を指定日数だけ延ばせる「期間保証」、中途解約の時に未使用の前金を返してくれる「返金保証」などは、クリニックでもサロンでも利用できます。

ただ、各医院によって種類・条件が異なるので、事前に公式サイトなどでチェックしておきましょう。

その他

意外に無視されがちですが、クリニックとサロンの支店(支院)数の違いというのは見逃せません。

脱毛は簡単に終わるものではありません。部位のムダ毛が完全に処理できるまで時間がかかり、全身脱毛のようなプランになると、施術に数年を要することもあります。

長い期間なので、人によっては生活環境が激変してしまうケースも出てきます。たとえば引っ越しや転勤がそうですが、引っ越しした先にクリニックの支院が見当たらないため、契約時に払ったお金がムダになることもあります。

部分脱毛ならせいぜい数万円なのであきらめやすいのですが、大掛かりなコースだと前払い金はほとんどの場合20万円を越えます。こうなると引っ越し後もそのまま施術を続けたい、と考えるのが当然でしょう。

知名度の高い大手サロンなら全国に支店を設けているため、引っ越し後も契約を活かせる可能性が高くなります。ところがクリニックの場合、全国に支院があるところは少なく、転居してしまうと前金がムダになるケースが多いようです。

ということで、「よく引っ越しする」という人の場合、全国各地に店舗がある大手サロンを選んだ方が無難かもしれません。

クリニックを選ぶ際の5つのポイント

クリニックを選ぶ際のポイント

保証期間が重要

一旦脱毛の施術を開始すると、契約した回数を決められた日数内に終わらせる必要があります。パーツやプランによってその日数は異なりますが、2年から3年というのが普通です。
中には5年という長期の医院もあるので、中々施術に行けないという人はそちらにするといいでしょう。

リスクについての説明は?

クリニックでは破壊力の強いレーザーを用いるので、医者はそのリスクを契約前に顧客に説明しなくてはいけません。公式サイトにもそのリスクが書かれているか、チェックしましょう。

料金の総額ははっきりしているか?

クリニックの中には、施術コストが高額であることをごまかすため、わざと不明瞭な料金設定にしているところもあります。そういう医院は信頼性に欠けるので、総額を明示しているクリニックと契約しましょう。

医師の情報は明示されている?

施術担当の医師の情報が公式サイトに書かれているか、あらかじめ確認しておきましょう。
情報を省いているクリニックは、経営方針に問題があります。

医師がカウンセリングを兼ねているか?

施術は医者が担当するものの、カウンセリングについては看護師に任せているクリニックもあるようです。脱毛とはいえ、客は患者ですから、そんな態度は無責任です。他の医院を選んだ方がいいでしょう。

以上、医療クリニックに関わる様々な情報をお伝えしてきました。いかがだったでしょうか。

クリニックについては「レーザーの痛みがひどいようなのでイヤ」「料金がサロンの何倍もする」といった理由で、敬遠したいという人もいるでしょう。ただ、その脱毛効果の確かさはサロンとは比較になりません。
「効果が何よりも重要」という人には、やはりクリニックをおすすめします。

どうかこのページを参考にして、自分にふさわしいクリニックを探してみて下さい。

家庭用脱毛器を上手に買う方法とは?

以前は「有閑マダムがヒマにあかしてやるもの」というイメージがあった脱毛も、最近はすっかり一般化しました。
コマーシャルのせいで一部のサロンや医療クリニックは有名になり、かなり繁盛しているようです。

ただ「行きたいけど時間やお金の余裕がない」「予約をわざわざ入れるのが面倒くさい」「スタッフにデリケートなパーツを見せたくない」といった理由で、それらの店や医院を避ける人もいます。

そんな人たちの間で注目されているのが、家庭用脱毛器です。

「自分もぜひ買ってみたい」という人もいるでしょう。ただ、その価格は高めですし種類もやたらに多く、どれが自分向きなのか迷ってしまいます。
適当に購入して失敗しないためにも、機種の特徴や効果に関して、あらかじめ確認しなければなりません。

そこで、このサイトを作ってみました。家庭で自由な時間に脱毛したい、という人のために、上手な家庭脱毛器の選び方などについて、紹介していこうと思います。

家庭用脱毛器の歴史と普及について

家庭用脱毛器
1980年代になって発表された「選択的光熱凝固理論」は、紀元前から綿々と続く脱毛の歴史の中でも滅多にない大発見でした。
1990年代になってその理論を応用したマシンが欧米で実用化。
そして2000年代には日本にも輸入され、施術に用いられるようになります。

ただ、それらはあくまでプロが使う大型機器。家庭での自己処理のツールには、カミソリ、毛抜といった簡易なものしかありませんでした。

そんな中、家庭用に開発された脱毛器「アイエピ」が2005年に売り出されます。

実はそれまでも家庭用脱毛器はあったのですが、評判が良いものとはいえませんでした。ところがこの「アイエピ」はサロン並みの脱毛ができるというのであっという間に評判となり、家庭に脱毛器を普及させる契機となったのです。

そして別のポピュラーな機種の発売が続き(2009年に「イーモ」、2012年に「ケノン」)、今の隆盛を呼び込むことになります。

これらの家庭用脱毛器の発売は、ムダ毛に悩んでいた人にとって、大変なニュースでした。

何しろサロンなどで脱毛するとなると、肌が無毛状態になるまで数ヶ月から数年、施術を続けなければなりません。途中で通うのがイヤになる人も多いですし、料金が10万円を超えることも珍しくありません。

それが家庭用脱毛器だと、店と似た効果が期待できる上に料金も節約できるのですから、すぐにベストセラーになったのも当然といえます。

ただ脱毛器は、うまく購入しないと当たり外れが大きい、と言われています。
以下に述べていくマシンの特徴、方式のメリット・デメリットなどをしっかり理解し、自分にふさわしい脱毛器を見つけて下さい。

脱毛器選びで気をつけたいポイント

気をつけたいポイント
下のセクションでも説明していますが、家庭用脱毛器の方式には数種類あり、その差が効果にも大きくあらわれます。

ですから買う際には脱毛についての知識が欠かせず、「色やデザインが気に入ったから」といった理由で買ってしまうと、結果に満足ができないことになりがちです。

自分に合った家庭用脱毛器を手に入れるには、以下のような点に留意しましょう——

照射パワーは強い方がいいのか?

パワーは強い方がいいのか?
脱毛効果の感じ方は個人によってかなり異なるので「絶対だ」とは言い切れませんが、照射パワーの強さに比例して脱毛効果も高いのが普通です。とにかくしっかりと結果を出したい人は、パワーの強い機種を選ぶ方がいいでしょう。

ただ、威力が強まるとそれだけ毛穴や肌へ負担がかかり、火傷、かゆみなどの肌トラブルも起こりやすくなります。
トラブルを避けるには、出力を調節できるタイプを買うべきです。

意外に見落としがちな照射範囲

1回の照射で、どれほどの面積を手入れできるのか。その点は器械によってかなり違いがあるため、買う前にネットなどでチェックしておきましょう。

手入れにあまりに手間がかかると、脱毛器の使用自体がおっくうになります。「わざわざ高価な機種を買ったのに、使い勝手が悪くてガッカリした」ということも起こりがちなので、照射範囲のデータはしっかり確認して下さい。

希望の部位に対処しているか?

人によって脱毛を希望する部位は違います。

家庭用脱毛器を買う際は「どの部位の処理に使う予定か」を心に留め、「買いたい機種がどこの部位に対応しているのか」をチェックして下さい。

特に「顔」や「VIO」を処理したい場合は注意しましょう。他のパーツは手入れできても、敏感な部位には使えない機種が少なくありません。

公式サイトには対応できない部位を書いてあることが多いので、まず調べてみましょう。

コストパフォーマンスはどうか?

「本体を安くで買って喜んでいたのに、消耗品のカートリッジが高いのが分かってガッカリした……」

脱毛器の購入に関しては、そんな話を時々聞きます。

家庭用脱毛器には色々なタイプがあります。価格だけとっても、2万円弱から10万円強までバラエティに富んでいますが、使ううちに消耗していくカートリッジの存在を忘れてはいけません。

脱毛器を買う際は、カートリッジの価格とその交換頻度について、本体の値段と一緒にチェックしておきましょう。

家庭用脱毛器の長所と短所

長所と短所

長所

・サロンやクリニックでの脱毛と比べ、2分の1以下の出費でしっかり処理が出来る
・サロンや医療クリニックにわざわざ通う必要がなく、余分な交通費が節約できる
・「人に見られたくない」というパーツも、いくらでも脱毛できる

短所

・背中、うなじ、お尻といった部位は、他人の手伝いがないと処理しにくい
・処理を1人でやり続けるので、つい怠け心が出る
・脱毛処理のほかに、肌トラブルの予防と対処をやらなければならない

家庭用脱毛器を使った永久脱毛は可能なの?

永久脱毛は可能なの?
家庭用脱毛器はプロが使う器械を小型化したもので、使われる光そのものは全く同じです。

ただ、火傷などの防止のため、照射パワーはかなり制限されています。そのため、相当な破壊力が必要とされる永久脱毛は不可能です。

ちなみに、サロンでも永久脱毛はできません。一般サロンで可能なのは「抑毛」の処理であって、一旦無毛になっても毛はそのうち再生します。

永久脱毛が希望なら、医療クリニックと契約の上、レーザー脱毛を受けて下さい。

家庭用脱毛器の脱毛方式とは?

脱毛方式とは?
家庭用脱毛器で使用されている脱毛方式について、いくつか解説してみましょう——

フラッシュ式

家庭用脱毛器のほとんどで使われている脱毛方式が、フラッシュ式です。
サロンと同じように、メラニン色素に反応する特殊なライト(IPL)を用います。

このIPLを肌に照射すると、毛根だけが高熱による損傷を受けます。そして長い期間に渡って照射を継続すると発毛器官が弱体化し、毛の成長がストップするわけです。

この方式の第1の長所は照射口が大きく、ワンショットの処理範囲が広いこと。そのために1回あたりの処理時間も短く、腕、脚、背中といった部位にはピッタリです。

事故を避けるために照射出力は抑えられていて、安全対策もバッチリ。痛みもほとんどありません。

欠点は脱毛完了まで時間が必要なことですが、それでもおよそ1年照射を続けていれば、肌がツルツルになります。

レーザー式

レーザー式は、医療クリニックの器械に用いられている方式です。レーザー光をムダ毛のある肌に照射すると毛乳頭などの発毛器官がダメージを受け、毛が成長しなくなります。

威力が強いために脱毛完了までの日数も短くてすみ、およそ3ヶ月で効果が実感できます。

また光はフラッシュ式と違って広がらないので、細かいパーツを手入れしたい人に向いています。ただ、広いパーツだと時間がかかり、打ち漏れも生じやすくなります。

そして威力が強いゆえの「痛み」も大きな欠点です。ネットでも「痛みは思った以上の強烈さで、つい『うわっ』と声を出しました」「照射の直前は心臓がドキドキします」といった口コミが投稿されています。

特に痛いとされているのは、骨付近のスネ、デリケートゾーン、脇といったところで、もしこれらの部位を脱毛するなら、パワーをかなり落とした方がいいでしょう。

あと、レーザーは黒い色に反応して熱エネルギーに変わるので、シミ、ホクロ、日焼けにはシールを貼るか、照射そのものをやめるようにして下さい。

高周波(超音波)式

ムダ毛をピッカーという金属の先端ではさみ、微弱な電気を流して発毛を防ぐのが高周波(超音波)式。光を照射しないため、額の生え際、眉といった目の近くの部位も安心して処理できます。

また、他の方式では処理しにくい日焼け肌の毛や白髪も、高周波だと問題なく対処可能です。

ただ、1本1本を処理するために時間がかかり、足や背中といった広いパーツだと大変です。手入れをささっとすませたいなら、フラッシュ式の方がいいでしょう。

サーミコン(熱線)式とローラー式

フラッシュ式、レーザー式、高周波式はすべて、毛根の発毛器官を高熱効果で弱体化し、毛の成長を防ぎます。しかし「サーミコン(熱線)式」「ローラー式」の場合、毛根には影響を与えません。

サーミコン式脱毛器は、ムダ毛をヘッドの熱線によって処理します。毛穴から外に伸びた部分を焼き切るだけなので、毛はすぐに生えてきます。

ただ、カミソリと違って毛先が丸くなるため、チクチク感が嫌いだという人にはおすすめできます。

そして「ローラー式」ですが、これはローラーを転がすことでムダ毛を絡ませ、そのまま引き抜いてしまうというもの。

つまり毛抜と同じなのですが、広範囲を素早く手入れできるのがメリットになっています。
もちろん毛穴には負担が大きいため、肌が弱い人には推薦できません。

売れ筋の家庭用脱毛器の値段

値段
「家庭用脱毛器を買いたい」と考えた時、まず気になるのがその価格でしょう。

ここではサイトのデータを参考に、売れ筋の家庭用脱毛器の値段を一覧にしてみました(「照射面積」「ワンショットにおける単価」も書いておきます)。

・ケノン
値段…69,800円(税込)
照射面積…9.25平方センチ
ワンショットにおける単価…0.04〜0.59円

・シルクエキスパート
値段…49,299円(税込)
照射面積…6平方センチ
ワンショットにおける単価…1.78円

・4x
値段…38,999円(税込)
照射面積…1平方センチ
ワンショットにおける単価…0.08円

・ラヴィ
値段…40,000円(税込)
照射面積…6平方センチ
ワンショットにおける単価…0.24〜0.61円

・レイボーテグランデ
値段…116,640円(税込)
照射面積…12平方センチ
ワンショットにおける単価…0.05円

・ルメア・プレステージ
値段…57,998円(税込)
照射面積…4平方センチ
ワンショットにおける単価…0.20円

・光エステ
値段…25,200円(税込)
照射面積…5.4平方センチ
ワンショットにおける単価…0.29円

これらのうち、1番高価な機種はレイボーテグランデの116,640円、そして1番低価格なのは光エステの25,200円です(ちなみにぐっと低価格のものもあるのですが、それらは正式には「除毛器」なので含めていません)。

上で説明したように、買う時はカートリッジの存在を考慮しなければなりません。一覧には書きませんでしたが、カートリッジの値段がどれほどなのか、自分でチェックしておきましょう。本体とカートリッジの合計金額を比べることで、本当の値段の差がハッキリします。

そして、ワンショットにおける単価も重要な要素です。

一覧を見て、「ワンショットの値段の差なんて取るに足らない」と考える人もいるでしょう。

しかし、脱毛は1回照射したぐらいでは終わりません。2週間に1回、ムダ毛を処理したい部位にライトを当て続ける必要があります。つまりワンショットならちょっとの違いでも、蓄積されることでかなりの差となるのです。

最後に「照射範囲」も見逃せません。1回の照射面積が広いほどショット数は減少しますから、その数値によってカートリッジの長期的なコストが変わってきます。

なお、4xの照射範囲が特に狭くなっていますが、これは4xがレーザー式だから……。
レイボーテグランデやケノン(両方ともフラッシュ式)と比べると、かなりの違いがあります。

広い部位を手入れしたいなら、ワンショットにおける単価と照射面積を欠かさず確認しておきましょう。

以上、家庭用脱毛器のメリット・デメリット、選び方のポイントなどについて解説してみました。いかがだったでしょうか?

何度も述べたように、家庭用脱毛器で得られる効果は機種と方式次第です。
そのデータをあらかじめ把握しておくことが、失敗しない購入のコツとなります。

ぜひ自分に合った機種を購入し、楽しい脱毛生活を送って下さい。